私たちはふとしたひょうしに

自分のことを責めていることがあります。

「この物事が、こういう流れになったのは

私が悪かったのかもしれない」

「あの人がああなったのは、私の言ったあのことが原因かもしれない」

「あの人が離れていったのは

私のやりかたに問題があったのかもしれない」

「このことがうまくいかなかったことは

私のこの部分が良くなかったのかもしれない」

そんなふうに自分の心にチクチク針をさしていることがあります。

「自分が許せない」

「許せない気持ち」が心にあると心はコチコチに固まっていきます。

そうすると目につくものや耳に入ってくるものが「許せない!」という思いにかられるようになります。

「あの人のこういう部分が許せない!」

こんな感じで毎日の生活の大半が「許せないもの」になっていく。

そうなるとその人の人生はガチガチに凝り固まった苦しいもの、おもしろくないものに

なっていきます。

そして、その「ガチガチの思い」はカラダにも影響を与えます。

カラダが凝り固まったり、どこかが痛くなったり、めまいがしたり、呼吸が浅くなったり。

これでは「運の流れ」もとどこおっていく。

だから、その「ゆるせない」っていう思いを

どこかでふっと解放してあげることが必要。

自分の「あやまち」や「できなかったこと」をもう責めなくていいんですよ。

そのかわりに自分の「良いところ」や

「かわいいところ」や「人間くさいところ」を見つけてね。

「まあ、いいか!」って言いながら

大きく深呼吸してみよう。

あなたの心はほっとゆるみます。

あなたの心は解放されます。

「こんな自分もいいじゃない」と自分のことがちょっと好きになれます。

自分らしく、ありのままに歩んでいけるように。

友人や家族や会社の上司などその人のことを思い浮かべるとあなたの心がチクチクしたり。

「許せない!」っていう気持ちが沸いてくる人がいるのは自分のことをまだまだ許していないから。

不思議なことに自分のことをもうちょっと許せるようになると

人のことももうちょっと許せるようになっていく。

「自分をゆるします」

この言葉を何度も何度も

自分にかけてあげてくださいね。

うまくできない自分を許します。

〇〇することができなかった自分を許します。

愛を素直に受け入れられない自分を許します。

あのとき、相手と気持ちがわかりあえなかった自分を許します。

あなたがあなたらしく歩み出せるように

そのために自分のことますます好きになって下さい。

あなたがますます幸せで心地よくあることを

私はいつも応援しています。

maki

自分を許す
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